スタッフの声
第一事業部 二課スタッフ M.S
単純な、機械的な作業ではない
最終的に事務所として正しいものを
入社の経緯をお聞かせください。
前職は営業事務でした。機械類の修理を請け負う会社でしたから、修理依頼の電話を受け、見積もりを作成し、伝票を打ち込んで実際の作業をする技術スタッフに作業を割り振る、といった仕事です。非常に人数の少ない会社だったので、休みが取りづらく困ったのが転職を考えたきっかけでした。
公認会計士事務所での事務経験はありませんでしたが、小野瀬・木下税理士法人 小野瀬公認会計士事務所ですと比較的人数も多いし、お休みも取りやすいかなあと未知の業種に入ってきた次第です。
実際、以前に比べて今は休みが取りやすく、子どもの学校行事なども楽に参加できるようになりました。ありがたいですね。
今の仕事内容はどんなものですか。
「内勤だし、単純な事務作業が多いのだろうな」と前職の伝票打ち込みの延長で想像していたのですが、意外とそんなことはなく、幅広く色々な作業があります。
入ってからしばらくは、まず月次入力を中心にやっていました。お客様から預かった資料の数値等を会計ソフトに入力していく作業です。これも想像していたのと違い、同じお客様でも月ごとに様々な資料があり、何の仕訳にするかなど判断が必要で、見たままを入力すればいい機械的な作業ではありませんでした。それに慣れてきたら、それぞれのお客様の会社の給料を毎月計算して明細まで出す給与計算、さらに慣れてきたら新しく入ってきた方のサポートと業務は広がっていきました。
今メインでやっているのは、それぞれのお客様の税務申告書について、水戸オフィスで提出する分に漏れがないか、最終的にチェックして電子送信する作業ですね。3月15日締切の個人の確定申告だと水戸オフィス全体で800件くらい、毎月の法人の申告は月100件くらいを扱っています。私は税金の計算はしないですが、送信業務でのミスはあってはならないですし、けっこう気をつかいます。
あと最近は新しい会計ソフト導入のための先行試用というのですか、全員に導入する前に先行して使ってみて、使用法などを皆さんに伝えていくという業務も任されています。
膨大な数の申告書類、なかなかの緊張感だと思うのですが。
税務申告の書類だと、当たり前ですが最終的に事務所として正しいものを送らなければなりませんから、なかなか胃にくるプレッシャーです。私自身がチェックに向いている性格では決してないのですが、周りの方々と協力して業務を行っています。ダブルチェックを入れてくださる方には感謝の気持ちでいっぱいです。ですから、確定申告の書類送付を無事やりきったときのうれしさ・爽快感は格別ですね。3月17・18日あたりが1年で最もリラックスできます。
あと、どんな地味な作業でもしっかり見てくださる方がいるのですよね。しっかり見てくださった方に「よくやっているね」と言ってもらえたときはうれしいものです。
事務所の雰囲気はどうですか。
基本的に皆さんいい人です。ただ、甘いというのではなく、プロとしての仕事に対する厳しさはきっちり持っている人たちです。また、公認会計士事務所を含めた士業の事務所というと、職人気質の寡黙で怖そうな人が並んでいて、会話もあまりないシンとしたオフィスのイメージを持つ方も多いと思うのですが、そんなことは全くなく、横のつながりが強い、コミュニケーションが活発なオフィスですね。
何か難しい問題に当たったとき、色んな人に相談できるのはありがたいことです。
どういう方が向いていると思いますか。
そもそも自分が向いているかが疑問なので、なかなか答えるのが難しい質問ですね。
ただ、伝票だけ打つような単純作業のイメージとは違い、機械的に打ち込んでいればいいわけではないので、自分で考えることが必要になりますよ、ということは言えると思います。
お客様ごとに、月ごとに違う資料がどさっと来るので、それを分けて、ある種お客様の頭の中を整理していく、推理していくような要素もあったりしますから。
応募を検討されている方にメッセージをお願いします。
そうですね。私自身、さほど処理能力の高い人ではありませんから、来ていただく方には色々と助けてもらうことになると思います。ですから「いっしょにがんばりましょう」と、一言お伝えしたいと思います。よろしくお願いいたします。


